歌中での声の印象の捉え方


こんにちは

皆さんの思う良い声とはどんな声ですか?
低い声?
通る声?
息の多い声?
いろいろな好みがあると思います。

ではもう1つ質問させてください。

その良い声は
いつどんなシチュエーションで使っても
良い声だと感じますか?

ん・・・???

これ、ちょっと難しい質問ですよね。
いま一度考えてみてほしい、そして知ってほしいのは
この部分なんです。

例えば
容姿も声も素敵で
貴女の好きなスポーツ選手のヒーローインタビュー
(男性であれば映画の予告で見た好きな女優さんのコメントシーン)
を想像してみてください。
かっこいいですよね。可愛いですよね。
では、その人の声や調子はそのままで
アニメや吹き替え声優として登場したとしましょう。
不慣れであれば仕方ないですが、
声の魅力がイマイチでは
役のメッセージも入ってこないと思いませんか?
そんな経験が思い当たる人も多いのではないでしょうか。

先ほどの質問の答えですが、
『シチュエーションによって求められる声は変わる』が
正しい認識です。

おしゃべりで求められる声
恋人に求められる声
アテレコで求められる声
アナウンサーに求められる声
ナレーターに求められる声
アイドル歌手に求められる声
俳優女優に求められる声
舞台演者に求められる声
クラシックに求められる声
海外で求められる声
それぞれ異なっていて
ざっと出しただけでも
これだけの異なるシチュエーションがあるわけです。

歌う時は
他のシチュエーションで映える声を持ちこんでも
ほとんどは相乗効果にはなりません。
求められている声の系統を理解して
歌モードの表現に切り換えられるようになるだけで
一般的に言われている歌唱技術が未熟でも
うまい、と思ってもらうことは
充分に可能です!
むしろそれを後から治そうとすると
せっかく積み上げた実力を一度
崩さなければいけなくなる事も多いです。

なので
声の印象の正しい理解と習得は
最初にクリアしておくべきポイントです!

僕のレッスンでは
まず生徒さんの現状を入念に分析し
ステップアップしていく前に
どの認識と癖を直していくか
丁寧に対応していきます💡

詳しい話が聞きたい方は
こちらをクリックしてくださいね☺️

人の身体を紐解くブログ by モンク

スポーツ科学の研究者であり それを活用したボイストレーナーの MonKです! 皆さんに有益で面白い情報を届けていきます😌

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