優しい…弱い…賢い…人の心。
そのままです、
心についてのお話です。
心は生まれ持っているものです。
赤ん坊として
生を受け
愛を知り
夢を抱く子供へと成長していきます。
その後いずれ知る事になります。
夢の残酷さ
世の中の不条理さを。
そして夢は少しずつ遠のきます。
愛を
十分に受けることができなかった赤ん坊は
愛を渇望する子供へと成長していきます。
そして既に知っています。
夢の残酷さと
世の中の不条理さを。
夢はとうに遠のいています。
人の心は弱いです。
同時にとても優しいですから、
優しくない不条理に
耐えることができません。
ですから人の心は
何より賢いんです。
夢が遠のいた時
心を守る為に
諦め、受け入れ、目を背け、
言い訳をし、心に平穏を作り、
大人になっていきます。
そんな日々に彩りを添える為、
様々な形で
夢のひと時を演出する事を
今の世の中は得意としています。
でもそれは
根本的な解決にはならないですよね。
問題を根治しなければ
人はそのひと時に依存します。
ではどうすれば解決するのか。
今一度遡りましょう。
赤ん坊として生を受け
愛を知り
夢を抱く子供へと成長する。
ここまでは何の問題もありませんね。
仮に
愛を十分に受けられず
愛を渇望する子供へと成長したとしても
それは
大人になってから補填できる
チャンスがあります。
だとすれば原因は
これではないでしょうか。
夢を抱いた純粋な心が
世の不条理さに直面し
心を守る為に、そのカケラを捨てていく。
すなわち
選択の自由すら与えられなかったこと。
誰もケータイを持っていなければ
自分が持っていなくても
不満はありませんね。
選択する前に不平等に潰えること。
それが
多くの夢がひと時へと形を変えてしまう
残酷さを生んでいると思っています。
選択できたけどしなかったならば
その自分の意思を受け止めることは
できるでしょう。
夢を諦める人生ではなく
夢を叶える人生でもなく
夢のひと時と
夢の無い日常ではなく、
ちょっぴり夢がない現実的なひと時と
夢に溢れた日常。
捨てた心のカケラを今一度拾い集めて
もう誰も捨てないで済むように
不条理を突破できる前提で
周りを見渡してみてください。
打開策は必ずあります。
1つずつ
不条理を無くしていく。
何でもあり、
何でも手に入る今、
人の心は
そこを求めています。
木場でした。
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